『認知症サポーター養成講座』in根差部
最近、生活支援コーディネーターとして地域へ出かけると、たわいもない会話から「あの人ちょっと心配よ」という声が聞こえる事が多くなっています。「認知症」は「これをしたら絶対になりません!」という事が言えず、誰が、いつなるのかわからない、年を重ねると誰でもなる可能性がある脳の病気です。今回は、根差部公民館で行った勉強会の様子をご紹介!
活動日:令和5年4月21日(金)午後2時~ 根差部公民館 地域包括支援センターおもととよみの杜、地域包括支援センター友愛、2包括に所属する「認知症地域支援推進員」をお招きして認知症の勉強会。頭の体操の前に、生活支援コーディネーターと地域の方と一緒に「かぎやで風」でアイスブレイク!楽しく学びますよ~!「認知症」は脳の病気。「アルツハイマー型」「脳血管性」「レビー小体型」など種類があります。認知症という病気の種類や特徴を知り、対応の仕方を皆で学びます!(濃い顔が気になって学びが入ってこないかも!?)「認知症の寸劇」⇒ご飯を食べた事を忘れて「ご飯はまだ~?」と何回も訴え、お嫁さんとケンカをするオバー役を地域の民生委員(上原さん)が演じてくれました顔を良く知る上原さんが一緒に劇をしてくれたので、見ている方も真剣に魅入っていました!途中「新聞が逆なっているよ~」とか「そうよ~同じこと言われたらワジワジー(イライラ)するよ~」など感想も飛び交っていました。認知症サポーター養成講座に向け「自治会だより」への掲載や公民館でのチラシ張り出し、地域のキーパーソンから参加の呼びかけを行ってもらい、沢山の方に参加して頂きました(ありがとうございました!)「認知症サポーター養成講座」は、これをしたら急に地域がガラッと変わるものではなく、まず認知症について理解する最初の一歩(種まき)になると思っています。今後も地域の方と一緒に「認知症」について学び、課題を一緒に話し合い、自分がもし病気になったらどんな地域に住みたいのか、皆でアイディアを出し合いながら「助け合いと支え合いの輪」を広げていけたらと考えています!豊見城市では「認知症に優しい地域づくり」を目指し『チームシークワーサー』を結成!毎月第4水/午後2時~社協で集まり情報共有を行っています。その中で、生活支援コーディネーターが地域から聞こえてくる「ちょっと心配」の声から地域と認知症地域支援推進員とを繋ぎ「認知症サポーター養成講座」を開催しています。(メンバー:市障がい長寿課介護長寿班・認知症担当保健師、1層生活支援コーディネーター、地域包括支援センター・認知症地域支援推進員、社協・2層生活支援コーディネーター)
次回の『認知症サポーター養成講座』は、5/9(火)午前10時~「平和台公民館」で開催予定です!お楽しみに♪