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コロナ禍「生活調査アンケート」結果報告

新型コロナ感染が収まり日常を取り戻しつつありますが、インフルエンザも気になる季節引き続き感染対策&体調管理をしっかり行い年末に向けて元気に過ごしていきましょう!さて、昨年7月~8月に新型コロナ感染予防で活動自粛(やーぐまい)中、地域の方がどう過ごし、どんな事に困っていたのか「生活調査アンケート」を実施したので結果をご報告します。

アンケート回答 男性:62名 女性:59名 不明:2名 計123名                                       回答者内訳 自治会長:23名 老人会長:19名 民生委員:53名 地域住民:28名                           年齢別内訳 男性(40代:1名 50代:4名 60代:24名 70代:24名 80代:9名)                                女性(40代:2名 50代:2名 60代:18名 70代:23名 80代:13名 90代:1名)

問1「自粛期間中、普段の生活で困ったことはありましたか?」                                       特にになし(48人)、地域活動がお休み(14人)、運動不足(10人)、話し相手がいない(9人)、買い物(5人)、一人暮らしのお年寄りが気になった(3人)、生活の中でマスクをつける事が大変(3人)、孫の世話が大変(2人)、体調不良で入院した/不便を感じた/自粛で仕事量がへり楽しく過ごせた(各1人)

問2 自粛期間中、地域からの「こんな事が困ったよ~」などの声があれば教えて下さい。                           特になし(34人)、地域活動がなくて困った(25人)、運動不足(22人)、外出ができなくて困った(19人)、買い物・通院・水汲み(8人)、会合や訪問ができなくて困った(6人)、自治会活動や自治会費の集金ができず困った(8人)、耳が遠いため家族との電話連絡ができずにいた/給付金の手続きの仕方がわからない/子どもを預ける場がない/地域の見守り/家庭訪問などができない(1人)

問3 困りごとは解決できましたか?                                                   解決できた(19人)、解決できなかった(10人)    

問4 どのように解決できたのか、またできなかった理由を教えて下さい。                                  解決できた(18人)※困りごと→解決策                                                ※サークルやミニデイなど地域活動ができない→家の周りを散歩した/テレビ・ラジオでストレッチ・その他の運動/自宅でできる運動チラシが社協から配布され地域に配布した/ランニングマシンを活用/自宅でカラオケで歌いストレス発散                             ※買い物が大変→家族が来て助けてくれた/自分の買い物ついでに買ってきた/訪問して一緒に買い物に行った                                          ※孤独を感じる→コロナ対策をしながら時々サロンを開き、自宅でできるラジオ体操やストレッチを行ったりゆんたくしたが、自粛期間中に集まっていいものか感染の心配があり常にジレンマを感じた                                             ※ストレスがたまる・やーぐまいで体調が悪くなった→自宅でできる軽いストレッチ・足腰の運動を進めた/軽い運動パンフレットを配り自宅でやってもらった                                                                ※給付金の手続きがわからない→手続きの仕方を教えた                                          ※耳が遠いため家族と電話ができず困った→代わりに電話をかけて家族との連絡係となった                             ※会合や訪問ができない→集会が持てない分、自治会長が文書を各戸に配布                                   ※自治会活動、自治会費の集金ができず困った→自治会費を公民館入口で行ったが集まりが悪い/公園清掃など市がしてくれたので助かる

解決できなかった(10人)                                                                     ※交流・活動の再開・運動不足→どうする事もできなかった/集まって一緒に運動する機会がない/ミニデイのみの運動しかない          ※やーぐまいでイライラした→テレビ・DVDを見ていたがそれだけでは解決できない/利用中の施設が人が多く集まるので「行くのが怖い」という声があった/日常生活で家から出ない事は難しい                                                ※子供の預け先がない→話を聞くだけにとどまった                                             ※自粛明け6月ミニデイ・コツ骨貯筋教室の参加人数が半減した→PR活動必要?

問5 自粛期間中どのように過ごしましたか?また新しく始めた事があれば教えて下さい 。                          自宅でできた事→孫と一緒にご飯作り/お手玉づくり/マスクづくり(高齢者世帯・お隣近所・家族や孫へプレゼント!)/孫とじっくり向き合い楽しむ/家の掃除(断捨離・押入れの整理/修繕)/庭の手入れ(野菜作り、草刈り)/新聞購読/読書/パソコン学習(※腰痛注意)/脳トレ漢字検定(4級・3級合格!2級に挑戦中!)/家族・友達と電話でゆんたく(オンライン通話)/健康チェック(体温・血圧測定)/1日の日程表を作り過ごしてみる/体操(テレビ体操・ラジオ体操・DVD購入して体操/ストレッチ/スクワット)/好きなTVを見る(DVD・BS・映画)/彫刻/手芸/編み物/折り紙/三線 ※屋外でできた事→ラジオ体操/散歩(早朝海辺を孫と散歩)/(早朝・夜間)ウォーキング/密を避けウィンドウショッピング/サイクリング/ドライブ

☆アンケート結果(※上記の結果を図にしてみました)☆地域状況調査アンケート結果
コロナでやーぐまいが始まると心配なのは高齢者のフレイル(心身の虚弱)ですが、アンケート結果から活動自粛中は運動不足や孤独感を感じながらも自宅などで様々な活動をしている事が見えてきました!それを受け、生活支援コーディネーターで「がんじゅうチャレンジカード」を作成してミニデイや老人会の参加者へ配布し、自粛中でも活動を頑張った方に粗品やミニ賞状をお渡しました!コロナを恐れて家に籠り何もしないのではなく、今後やってくると予想される第6波に備え感染予防に努めながらフレイル状態にならないためにどう過ごしていくのか考えるきっかけにして下さい!                     必要なことは「コロナをただ恐れる」のではなくコロナを正しく恐れる」事です

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