地域共生社会に向けた住民主体の地域づくりを学ぶ研修会in沖縄
2/27(月)豊見城市社会福祉センターでさわやか福祉財団主催の研修会を開催!厚生労働省老健局認知症施策・地域介護推進課の田中氏、大分県臼杵市地域力創生課の石井氏をお招きし、少子高齢社会に向けた住民主体の地域づくりについて県内外各地域の活動発表が行われました。
県内外各市町村から約40名の参加者とオンラインで90名程が参加
厚労省老健局認知症施策・地域介護推進課/田中明美氏 『市町村伴走支援から見えてきた課題』と題し講演
大分県臼杵市地域力創生課/石井義恭氏 『助け合いのネットワークを広げるためにどうすればいいか』と題し講演
国頭村・生活支援コーディネーター『パークゴルフ仲間で立ち上げた有償ボランティア』事例報告。パークゴルフ仲間で「地域でボランティアをしたい」と一人暮らしの高齢者や支援が届かない方を対象に、草刈や簡単な電気工事、電球交換や片付けなどを始め、本人も一緒に作業をすることで生活意欲が出たり、生活スタイルを見直すことにつながったり、活動の最後には自分たちで作った小屋で反省会を兼ね、楽しく交流を行っているそう。(地域住民のつながる力を感じます!)
なんと!この活動団体である〇和(れいわ)会の皆さんも応援に来てくれていました✨
うるま市の介護事業所A&Sでは「地域の為に何かできないか?」とニーズを聞く事から始め「買い物に困っている高齢者が多い」という声から「デイサービスの送迎車両を使用した移動支援」をスタート!事業所スタッフが買い物の動向支援も行う中で自然と職員の研修にもなり、事業所を開放する事で利用者の増加につながったそう。
県外から(株)KAERUの岡田代表から認知症の方や家族などの買い物をサポートするアプリ「KAERU」について報告がありました。(沖縄の人が知らないだけで、世の中はすでに先を行っています!)
わが豊見城市からは…2層生活支援コーディネーター&上田山川の仲程自治会長が実践報告。コロナ禍、上田山川で行われた「手作りマスクのポスティング」、「予防接種の予約サポート」、「移動販売車の誘致による高齢者の買い物支援」などの取り組みを発表!仲程会長が「様々な人や団体と連携しながら地域のために、皆がワクワクするようなことをしたい!」と話してくれました。
その他、大宜味村の生活支援コーディネーターより「なかゆくい事業(一般介護予防事業)」の中で行う「サラメー食堂」、横浜市多業種交流会『浜CHAN』などの活動発表もあり、アッという間にすぎた中身の濃い研修となりました。
沖縄県でも比較的若いといわれる豊見城市ですが、団塊世代が75歳以上となる2025年には高齢化率21.6%(となる予想)の超高齢社会に突入します。それぞれが「できること」の強みを活かし、一緒に考え、これからの時代をつくっていかなくてはいけません。皆さんと一緒なら出来る気がします!ぜひ、豊見城市の強みを生かし、未来を作っていきましょう✨