アメリカから有名な写真家が地域の健康長寿者を訪問！

はいた～い梅雨に入ったような入らないようなお天気が続く沖縄ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか？今回は「沖縄県の健康長寿者を写真に撮りたいから紹介して欲しい」と沖縄県議会事務局から豊見城市社協に連絡があり、地域の健康長寿者とおつなぎ。アメリカからシーザー・リマ氏（有名な写真家だそう！）をお迎えしての撮影の様子をご紹介します！

日時：令和５年５月21日（日）１０時～　場所：グリーンハイツ会館グリーンハイツは高台の中腹にある閑静な住宅街。去年、慣れ親しんだプレハブの集会所から新しい会館にリニューアルしました♪
沖縄は初訪問だというアメリカ在住ブラジル出身の写真家シーザー・リマ氏がグリーンハイツを訪問さっそく撮影がスタート！モデルは９８歳の照屋さん✨照屋さんは折り紙が得意で地域ミニデイ（毎月第1・2・4水午前）にも参加する健康長寿者です！これまでに仕上げた作品をいっぱい持参してもらい、リマ氏から「折り紙を折って欲しい」とお願いがありました。最近、建て替えをしたグリーンハイツ会館に飾られていた「千羽鶴」も照屋さんの作品です撮影後、「折り紙は日本の文化だから、全部あげていいよ～」とシーザーご夫妻に折り紙作品をすべてプレゼント♡「娘が折り紙大好きなの！」と喜んでいました♪こちらは折り紙３００枚を使って仕上げたそう。リマ氏から「どれくらい時間をかけるの？」と聞かれ「毎日するわけではなく、時間を見つけて少しずつ折ったのよ。２年かかったよ。」と返事があり、２年！と聞いたリマ氏から「ワ～オ！」と驚きの声が！！

沖縄の楽器も見た事がないと話していたので、急遽、生活支援支援コーディネーターの三線に合わせ皆で「百歳節」を歌いました♪今回の撮影に立ち会っていただいた皆様、本当に素敵な時間をありがとうございました！撮影の依頼を受け、生活支援コーディネーターとして「どんな人が来るのか？」「地域と繋いでもいいのか？」とても不安でしたが、沖縄県議会事務局の池原さん、通訳の真栄田さん、地域の上原自治会長や役員さんらにも協力して頂き、無事に撮影を終える事ができました。感謝！！

照屋さんからは「世の中には怖そうな人もいるが、関わっていくと優しい人だったり、家にばかりいるとそれもわからない。人と関わる事が大事。皆の中に入る事がいいのよ。」とお言葉を頂きました。

私たちの住む地域には、健康長寿の先輩や病気や体の不調を抱えながらも工夫をしながら暮らす先輩が沢山います。その暮らしぶりから人生が豊かになるヒントを学び合っていけたらと思います。